留学情報とTOEFL勉強方法

留学情報とTOEFL勉強方法を紹介するブログです。私は英語初心者という状態から一か月程度でTOEFL109点を取った実績をもっています。一日の平均勉強時間は一時間程度でした。

海外の大学選び - 国による特徴

注意:短期留学ではなく正規留学についての内容です

これまではTOEFLの勉強法を中心的に紹介しましたが、このブログを読んでいるほとんどの方は留学が目標で勉強していると思います。

「どの国の大学に行きたい」や「特定の大学に行きたい」って考えを持ってる方もいると思いますが、曖昧な考えで留学したいと思ってる方も多いでしょう。

そんな方々のために今回は国・地域(の大学)などによってどういう特徴があるのか説明していきたいと思います。

今回は人気であろうアメリカとイギリスについて説明します。また少し時間ができたらカナダの説明も付け足します。

アメリカ:アメリカへの留学は日本でもかなり人気だと思います。大学のレベルは関係なく、「アメリカに留学してました」というだけで何か優秀だっていう印象を持つ方もいるでしょう。ですがそういう印象だけで留学してしまうと後悔する場合もあるのでしっかり理解してから留学しましょう。

まずはアメリカ受験の特徴をあげていきましょう。

アメリカの受験は国公立と私立の大学で受験システムはかなり変わってきます。例外もありますが、一般的には国公立の場合大学に直接成績、パーソナルステートメント(これは後程詳しく説明します)、推薦状(不必要の場合も多々あります)などを送ります。反して、私立の場合ほとんどの大学はCommon Applicationというシステム経由でそれらを送ります。ここで重要になるのは、Common Applicationの場合、何個の大学に受験したとしても、一つのアプリケーションしか必要にならないということです。対して、国公立に複数受験する場合はカルフォルニア大学を除くほとんどの場合は一つの大学につき、一つのアプリケーションが必要になってきます。つまり、複数の大学に受験したい場合は私立の方が受験プロセスは断然楽ということです。

※私立の大学全てがCommon Application経由という訳ではありません。もし希望の大学がCommon Applicationを利用していないのであれば大学ホームページでどういうプロセスなのか調べる必要があります

次に重用なのは受験に必要なもの。

成績(中学高校の成績+SATの成績+英語能力測定試験(主にTOEFL iBT))

-中学高校の成績は必要ですがアメリカの場合それほど重視しません

-SATの成績はかなり重視するので大学ホームページなどからSATの基準を調べ、それを目標にしてがんばりましょう(SATのシステムが変わったので今現在は情報は不十分の場合がありますが)

-成語能力測定試験はアメリカの場合TOEFLが基本です。しかし、ほとんどの大学はIELTSも受け付けていますし、TOEICでもいい場合があります。成績の詳しい基準は大学ホームページで調べる必要がありますが、基本的にはTOEFL iBT60~100点あたりです。60が普通の大学、80あたりが中堅大学、100あたりが超名門(IVYリーグなど)

パーソナルステートメント(最重要)

-他の大学でも重視はしますが、アメリカでは他国と比べてもすごく重要になってくるのがパーソナルステートメントです。日本とは違い、アメリカでは人間性などをすごく重視していますのでパーソナルステートメントでは「自分らしさ」をうまく表現する必要があるのです。一般的に重要になってくるのは「自主性」、「リーダーシップ」、「国際性」などです。それらが備わっていることをできるだけ表に出してパーソナルステートメントを仕上げましょう。自分の経験を通して身に着けたこと、学んだことを表わせればより良いでしょう。

[推薦状]

-名門校などは推薦状を必要とすることがあります。その際は学校の先生などに頼んで書いてもらう必要があります。ホームページに「必要ではない」と書いてある場合も、「受け付けない」と書いていない場合はできるだけ送るようにしましょう。

イギリス:イギリスの大学はアメリカと違い、成績をすごく重視します。しかし、アメリカのようにSATという共通試験はないので、中学と高校の成績を送る形になります。しかし、受験要項に国際的なプログラムでの必要成績は書いてありますが、「日本の高校で。。。の成績が必要」などとは書かれていません。だからと言って、受験できないという訳ではありませんが、日本からの受験は難しいです。中学ですでに「留学しよう」と考えているのであれば、IB(インターナショナルバカロレア)が導入されている高校に通うといいでしょう(立命館宇治など)。もし高校で決心したのであれば分かりやすいようにIELTSでしっかりいい点を取るようがんばりましょう。

必要なもの

成績(中学高校の成績、英語能力測定試験(主にIELTS))

-IELTSの基準は大学ホームページで調べてください

パーソナルステートメント

-ほとんどの大学はUCASというシステムを通して受験します。成績やパーソナルステートメントは全てUCAS経由です。そのため、必要なパーソナルステートメントも一つだけです。ここで注意しなければならないのは書く内容です。イギリスでは「この専攻になりたい」という意思、(アメリカのように)「人間性」などを表現する必要があります。ここで注意しなければならないのが、全ての大学に一つのパーソナルステートメントが行くということです。二つ以上受験する場合はくれぐれも「A大学に行きたいです」などと書かないようにしましょう。

※イギリスでは推薦状をもらう必要はありません

 

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